プロフィール

木下多恵子。１９３３年東京都深川生まれ

　手相だけに限らず、カウンセラー・霊能者・霊媒師としても有名。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等でも一目置かれている。書籍多数。画廊喫茶「ピエロ」を経営。人形・色彩魚拓・着付けの講師としてのキャリアも数十年。

大成したくば人のやらないことをやれ。そして五倍の努力を惜しむな。

　「手相は変わらない、変えるもの。まず己を知ること（長所、短所、特性）。それらを伸ばし、直し、活かす事」

　１７・８歳にもなって将来の目的も無く、見つけようともせず、情熱すら失っている人間は、天にも届かんばかりの一喝を覚悟した方がいい。「特に女性は結婚までに技術・資格を最低３つ以上持つこと。趣味なき人の末路は悲惨なり。絶えず同時に３つ以上のものに挑戦する事。金は使わず頭を使うこと。必ず毎日５つ以上の発見をすること。これはぼけ防止と若返りの秘訣。家事を通して生活の知恵を知ること。母より娘に、娘より子に伝えること。何事にも感謝、微笑みを忘れず、部屋に花一輪の優しさと潤いを」

　占いは人としての生き方を説くための手段・方法にすぎない。「人を憎むな、妬むな、羨ましがるな」が先生の持論である。